聞き方『から』学ぶ(嶋田 涼香)

STUDENTS / ゼミ生日記

聞き方「から」学ぶ

 奥村ゼミでは3回生後期になると映像制作に入ります。私は宮城県出身の学生を取材することにしました。東日本大震災後、悲しみや被害の大きさを忘れさせないために映像を作り始めました。関西の学生の無関心さに不満を持ったことがきっかけです。どのような内容か、なぜ手段として映像を選んだのか、様々な質問を投げかけました。

 しかし、いざ企画書を書こうとすると彼の生い立ちや宮城県で暮らしている両親のことなど、聞くべきことがたくさんあると気づきました。先生やメンバーと話し合いましたが、私自身伝えたいことがはっきりしていません。企画を通すためには、もっと彼を知ることが必要です。まだまだ聞き足りない。追加取材は続きます。

 次回は彼の作品を見せてもらい、どのような気持ちで撮影したのか、その考えに迫りたいと思っています。

(企画について非公式にゼミ生で話し合いをすることがあります。写真は研究室での様子です。)


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