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vol.57 大都会の自然をさわりにおいで

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虫やカニなどを触ることができない人が増えていないだろうか。 そんな子どもたちのために活動している団体が川崎市にある。 代表の佐川麻理子さんらは、 「住宅街や工場が広がる多摩川にも、こんなに自然があるんだよ」と 触れ合う機… [ 続きを読む ]

vol.56 地元の政治を見に行こう 〜新人ママ議員に密着

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  「ニュースの卵」でジャーナリズムを学んでいる「おくむらゼミ」では、特に自分たちの住んでいる身近な社会のことが、どのように決められているのかを実感し、理解することは大きな課題でした。 武蔵大学のある練馬区の隣… [ 続きを読む ]

vol.55 大学生はコロナをどう乗り越えた?(ゼミ生企画)

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新型コロナのため、キャンパスライフは大きく変化した。サークルの集まりや対面のゼミなどの制限が続き、新しい友だちを作ったり、交流を深めるチャンスが限られた中で、大学生はどんな工夫をして友だちと出会い、日常を楽しみ、乗り越え… [ 続きを読む ]

vol.54 「勝たないスポーツ」のこれから(記者:辻栞奈)

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カポエイラという、ブラジルから伝わった、脚だけを使って戦う格闘技をご存じだろうか。 ユニークなのは勝敗をつけず、相手に合わせて自分の技を繰り出し、調和を目指すことだ。 ポイントや優劣を競うスポーツに疲れた人たちが取り組む… [ 続きを読む ]

vol.53 ゲイジュツは「不要不急」ですか? (記者:鈴木里紗子)

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新型コロナウイルスの対策では 飲食店の営業時間やスポーツイベントなどばかりが議論され 文化や芸術は後回しにされた。   特に、プロ以外の趣味で楽しむ人は自粛を迫られた。   埼玉県三芳町の文化施設を拠… [ 続きを読む ]

vol.52 アロハで作る野菜はいかが? (記者:西村 隼一)

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栗田貴士さんは、千葉県四街道市で150種類以上の野菜を育て、通販で売っている。 前職はシステムエンジニアで、液晶テレビの開発をしていた。 行きつけのレストランの料理がきっかけで、家庭菜園から仕事にするまでになった。 ライ… [ 続きを読む ]

vol.51 6歳に学ぶ「よいあいさつ」(記者:三上 赳史)

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⼼美ちゃんは合気道教室で練習している。 相⼿の⽬を⾒て、⼤きな声で、「ありかとうございました」と⾔う。 友達のお⺟さんにも物怖じせず「おはよう」と⾔うことができるようになった。 あいさつができないと⾔われる今どきの若者が… [ 続きを読む ]

vol.50 「リビング保育」の先生はつらいよ(記者:木内 優弥)

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待機児童対策のため、2.3人の子どもを預かる家庭的保育という制度がある。 しかし、先生はただ1人で、病気で休むこともできない。 区に提出する文書など、保育以外の仕事の負担も重くのしかかる。 約1年、練馬区の藤井恵美子さん… [ 続きを読む ]

vol.49 触れる絵本をもっと(記者:岡倉 亮太)

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目の不自由な人が読める特別な絵本を知っているだろうか。 全盲の西田さんはその絵本を使って、娘と一緒に読めることをとても喜んでいる。 しかし、出版社の絵本はまだ少なく、目の不自由な人の絵本作りの大部分はボランティアの人が支… [ 続きを読む ]

vol.47 やっと歌えたありがとう(記者:大竹 音子)

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城本奈美さんはやっとお母さんへの感謝を歌にすることが出来た。 シンガーソングライターを仕事にして2年目のことだ。 行き詰まったとき母・裕子さんはいつも黙って話を聞いてくれた。 余計なアドバイスをせずにただ聞いてくれたこと… [ 続きを読む ]

vol.48 とんでまわってバランスとって(記者:只縄 晴香)

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元気君はスラックラインの小学生プロを目指している。 お父さんはいつも練習につきあってくれるが、厳しい言葉をかけられ、たまにしょんぼりしてしまう。 初めての大会でプロの大技を目の当たりにして驚いた。 少し、やる気がめばえた… [ 続きを読む ]

vol.46 「ひとり」じゃない子育て(記者:大澤 瑠里)

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香里さんはもうすぐ1歳になる幸君を、ほぼひとりで育ててきた。もうすぐ産休が明けるので、手づかみ食べをマスターして欲しいが、なかなかうまくいかない。 ふたりっきりの家から近所の「さくら広場」を訪ねた。他のお母さんやスタッフ… [ 続きを読む ]

vol.45 先生、やること多すぎない?(記者:飯島 玲奈)

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大学4年の武政希美さんは母校の中学で教育実習に臨んだ。 授業の準備には想像をはるかに超える時間がかかった。 しかし、指導をしてくれるはずの先生は授業以外の仕事に忙しく、 なかなかアドバイスをもらうことができなかった。 一… [ 続きを読む ]

vol. 44 はじめての選挙(ゼミ生企画)

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18歳選挙権が2016年7月の参議院議員選挙から導入された。 「ニュースの卵」では、初めて投票に臨んだ4人の記者が、同じく初めて投票した18歳から21歳の若者4人に密着した。 彼らはどのような選択をしたのか、政治に何を期… [ 続きを読む ]

vol.43 「地域猫」支えるばあちゃんは大忙し(記者:津村 弦)

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野良猫に繁殖しないよう手術を施し、地域の住民みんなで世話する「地域猫」のしくみだが、定着にはまだ課題も多い。 東京都豊島区の長谷川幸子さんは、朝から晩まで自転車で走り回り、エサやりやトイレ掃除などの世話をする。体の弱い猫… [ 続きを読む ]

vol.42 コロッケは商店街を救えるか(記者:戸沢 友哉)

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茨城県龍ヶ崎市ではコロッケで商店街の再生に挑んでいる。 店同士で競い合い、地元の食材を使ったご当地コロッケも開発し、県外から食べに来る人も増えた。 しかし、閉店する店は増え続け客離れを食い止めるのは厳しい。 (記者:戸沢… [ 続きを読む ]

vol.41 伝統的ひな人形がなくなる?(記者:新田 航平)

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ひな人形の顔は2通りの作り方がある。 埼玉県岩槻市の大塚玉映(ぎょくえい)さんは、伝統的な手法を受け継ぐ、県内でただ一人残った職人だ。 桐でできた原型にガラス製の目玉を埋め込み、手間と時間をかけて顔の凹凸を彫り上げる熟練… [ 続きを読む ]

vol.40 ママも一緒に絵本を聴こう(記者:小泉 真理)

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埼玉県朝霞市に住む「わたこ」さんはボランティアで絵本の読み聞かせを行っている。 自分が子育てで行き詰まっていた時に、ある絵本に救われたことがある。 子どもにも楽しんで欲しいが、むしろ母親を力づけてあげたいと思って続けてき… [ 続きを読む ]

vol.39 「お墓なし」という選択(記者:吉田 真優)

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大事な人を送るのに「散骨」を選ぶ人が静かに増えている。 お墓の用地不足などで価格が上がり、「お墓を守る」という意識も薄くなってきたからだ。 しかし、一方で「きちんと弔っていないのではないか」と遺族の中には抵抗も根強い。 … [ 続きを読む ]

vol.38 「ワンコインでほっこり」の重み(記者:深谷 裕佳)

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東京・巣鴨の商店街で、創業以来「100円でお釣りが来る」という値段でたいやきを売り続けてきた店がある。 味とお手頃な価格で老人から子供まで人気だが、経費削減には苦労も多い。 そしてそこに「消費税8%」の波がやってきた。 … [ 続きを読む ]

vol.37 確かな野菜を手渡しで(記者:宮越 梓)

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京都でも有機野菜の需要が増えている。 「食の安全」に対する関心が高まり、少し高くても、不格好でも購入したいという人が増えてきた。 大学院生から有機農家として起業して8年の渡辺雄人さんにもカフェなどの得意先もでき、事業が軌… [ 続きを読む ]

vol.36 彼女の食事はいろいろ足りない(記者:宮越 梓)

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 大学生の谷川侑菜さんの食事は、栄養のバランスがとても偏っている。  体育会のアーチェリー部に入っているにも関わらず、カロリー不足の朝食をとったり、いつも同じ弁当を食べたりしている。野菜や果物不足は明らかだ。  しかしこ… [ 続きを読む ]

vol.35 「空き家シェアハウス」作戦のゆくえは?(記者:瀬戸 聡仁)

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 京都市でも空き家の増加は深刻な問題だ。  シェアハウスとして再生する試みを始めたが、伝統的な造りの古い家では改築にも限界があり、5~6人もの共同生活には不自由さが残ってしまう。  若者の借り手集めに苦労する、北区紫野地… [ 続きを読む ]

vol.34 やりたいこと、見つけたよ(記者:久岡 愛美)

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パスをつなげばオトナになれる?

(京都市の周辺で盛んになってきたタグラグビーというスポーツを、2人の記者が取材しました。 切り口の違った2つの作品ができました。「非力も鈍足もトライを目指せ」もあわせてご覧下さい) 小学5年生の谷利優公くんは、タグラグビ… [ 続きを読む ]

vol.33 非力も鈍足もトライを目指せ(記者:佐々木 宏洋)

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非力も鈍足もトライを目指せ

(京都市の周辺で盛んになってきたタグラグビーというスポーツを、2人の記者が取材しました。切り口の違った2つの作品ができました。「やりたいこと、見つけたよ」もあわせてご覧下さい)     最近、全国の小学校ではタグラグビー… [ 続きを読む ]

vol.32 風呂屋に住んでオトコを磨く(記者:浅野 達紀)

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風呂屋に住んでオトコを磨く

 大学生の岡本匡正くんは、銭湯に住み込みで働いている。家賃などが、ただになる代わりに、週に3回、深夜に2時間以上かけて風呂掃除をしなくてはならない。  銭湯の裏のアパートで4人と共同生活をしている。近頃の学生は、とかく個… [ 続きを読む ]

vol.31 こんなメイクでいいのかな?(記者:内藤 麻貴)

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こんなメイクでいいのかな?

 大学生の笠井彩紀子さんは、どんなメイクをして就職活動に臨めばいいのか心配だ。化粧品店にも出向き、基本的なテクニックは教えてもらったものの、それで面接官が気に入ってくれるのかもよくわからない。とりあえず「気後れ」感は解消… [ 続きを読む ]

vol.30 京の粋がアロハでよみがえる(記者:梶田 麻由)

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京の粋がアロハでよみがえる

京都の伝統工芸・友禅が危機に瀕している。若者も大人も、日常生活の中で着物を着なくなってしまったためだ。値段が張るために売上は振るわない。 しかし、若者向けに、新しい形で着物に親しんでもらおうという試みも広まっている。友禅… [ 続きを読む ]

vol.29 「書ガール」がこだわる伝統(記者:内藤 麻貴)

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「書ガール」がこだわる伝統

京都の大学に通う竹中絵美佳さんは、書道家の卵だ。しかし、伝統的な技法の枠を越えて、イラストのような文字も書く。パッケージのデザインなどの依頼も舞い込む。携帯やメールが当たり前となった現代社会で、自分で字を書く楽しさを知っ… [ 続きを読む ]

vol.28 彫っても彫っても未来が見えず(記者:福地 大樹)

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彫っても彫っても未来が見えず

西村智明さんは、京都で最年少の彫師だ。版木と彫刻刀だけで四季折々の風景を彫る。何枚もの版木に色を重ねて鮮やかな京版画は完成する。 しかし作品はあまり売れなくなった。後継者の数は減っている。不安を抱えながら仕事に励む。 記… [ 続きを読む ]

vol.27 伝統薬が消えていく?(記者:浅野 達紀)

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伝統薬が消えていく?

京都で100年以上にわたって親しまれている薬が原料切れの危機に直面している。ワシントン条約がこんなところにまで影響を及ぼしている。在庫はあと20年ほど。利用するお年寄りの心境は複雑だ。 記者:浅野 達紀 (配信は終了しま… [ 続きを読む ]

vol.26 おいしい ごはんの秘密(記者:久岡 愛美)

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vol.26 おいしい ごはんの秘密

  北村隆充さんは、オーダーメイドの箸職人だ。ひとりひとりの手の大きさに合ったものをと、一本一本を手作業でつくる。 細い箸先はそのままの味が伝わりやすい。握りやすいと、愛用し続ける人も多い。 しかし、仕事には満… [ 続きを読む ]

vol.25 野菜といっしょに「生きとるか?」(記者:佐々木 宏洋)

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  織物で有名な京都の西陣地区では、高齢化が深刻だ。 65歳以上の高齢者が世帯主である世帯が、全体の34%、472世帯にも上る。そのうち半分近く、199世帯が一人暮らしだ。彼らは、ご近所との付き合いも減少してし… [ 続きを読む ]

vol.24 ニッポンジンも来てみれば?(記者:堀部 香也子)

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ニッポンジンも来てみれば?

京都では禅に興味を示す外国人観光客が増えてきた。実際に英語で座禅を教えてもらえるお寺も出てきた。 日本で40年暮らすアメリカ人の禅僧トーマス・カーシュナーさんはストレスの多い現代の日本人にこそ、座禅は自分の内面を発見でき… [ 続きを読む ]

vol.23 ちいさな幸せ届けます(記者:高野 彩香)

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ちいさな幸せ届けます

体が不自由になり、買い物に出られなくなったお年寄りに、和菓子をちょっとだけ届けてあげるお店がある。「東寺都堂」の3代目の前川政幸さんは、毎日、自転車で配達をしている。 甘いものに目がないおばあちゃんたちに人気だ。 記者:… [ 続きを読む ]

vol.22 いっしょに映画を「聴き」ましょう(記者:段中 翔子)

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いっしょに映画を「聴き」ましょう

「関西音声サポート」という団体は、映画を目の不自由な人たちに楽しんでもらうため、登場人物の表情や風景などを説明する「音声ガイド」を同時に聞けるサービスを提供している。一緒に泣いたり、笑ったりできるようにという試みだ。セリ… [ 続きを読む ]

vol.21 はたちの風景(ゼミ生企画)

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2011 はたちの風景

  2010年に成人式を経験した「ニュースの卵」の記者たちが、2011年にオトナの仲間入りをした若者たちの表情や、それを見つめる街の人たちの視線などを取材しました。   お母さんの「特別な日」 (記者… [ 続きを読む ]

vol.20 彼女が引けば、景色も変わる?(記者:楠田 雄大)

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彼女が引けば、景色も変わる?

 四季を通じて観光客でにぎわう嵐山では約70台の人力車が走っている。創業18年になる「えびす屋」では、数年前から毎年2、3人の女性の車夫が活躍している。  辻香織さんは小さな体で2年半がんばった。体力的には辛かったが、女… [ 続きを読む ]

vol.19 ゆるいキャラでも役場はたいへん(記者:竹内 絵梨奈)

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ゆるいキャラでも役場はたいへん

 ブームに乗って、兵庫県猪名川町に「いなぼう」というキャラクターができて今年で3年目となる。イベントに出たり、ダンスを踊ったり、町役場はPRに懸命だ。少しずつ知名度は上がってきたものの、スタッフや維持費の捻出など、思わぬ… [ 続きを読む ]

vol.18 車いすでも優雅に舞える(記者:中戸 真依子)

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車いすでも優雅に舞える

 体が不自由な人でも気軽に楽しむことができるダンスがある。2人がサポートすると、車いすもリズムに乗って軽快に動く。足が不自由で、普段は家の中に引きこもりがちな人も、踊り始めると別人のような表情を見せる。  足の不自由な人… [ 続きを読む ]

vol.17 法律通りじゃ生きられない(記者:奥迫 了平)

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法律通りじゃ生きられない

 「自宅で暮らしたい」という当たり前の願いだが、重度の障害を抱える人がそれを実現するのは非常に難しい。介護する家族には、大きな負担がのしかかる。特に問題なのが、医師や看護師にしか許されない「医療行為」の存在だ。しかし、彼… [ 続きを読む ]

vol.16 見守り、支えて、日は暮れて(記者:堀部 香也子)

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 京都市には、自閉症や注意欠陥障がいの人たちが集まって職業訓練をする「作業所」が約40か所ある。彼らが社会との接点を持って生きていくためには、きめ細かい手助けが必要なのだ。  しかし、予算の裏付けは充分でなく、深刻な人手… [ 続きを読む ]

vol.15 お寺も神社も傷だらけ(記者:太田 成美)

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お寺も神社も傷だらけ

 京都の歴史ある建造物は、実は心無い人々による落書きに苦しんできた。最近では特に観光の記念にと、軽い気持ちで書き残していく人が目立つ。しかし二条城などの世界遺産では、文化財的な価値を維持するため、大きな損害を受けていても… [ 続きを読む ]

vol.14 音楽なしじゃ生きられない?(記者:赤井 雅恵)

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音楽なしじゃ生きられない?

 もはや若者の必需品となった携帯音楽プレイヤーだが、どこでもイヤホンをはずさない行動に「おや?」と思うことはないだろうか。彼らは「暇潰し」「寂しいから仕方ない」と言うが、一方、不快に感じる人も多い。  どうして彼らは音楽… [ 続きを読む ]

vol.13 お皿でエコを考えよう(岩田 淳)

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お皿でエコを考えよう

 リユース食器というものを知っているだろうか。紙で出来た使い捨てのものとは違い、何回も洗って使える。この頃 地域のお祭りなどで使われ始めた。  京都市にある「エコトーン」というNPOはそれらをイベントに貸し出して、環境の… [ 続きを読む ]

vol.12 自分の気持ちも人まかせ?(記者:丹下 友紀子)

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自分の気持ちも人まかせ?

 京都の街角に初対面の人に詩をプレゼントしてあげている男がいる。そこを訪れる女の子は「悩みを抱えていた」と言うが、なぜか、それを親や友達には相談しないのだ。それなのに、この詩人のクサい一言で何となくそれが解決した気分にな… [ 続きを読む ]

vol.11 「学生さんやーい!」古書店主の嘆き(記者:佐々木 友美)

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「学生さんやーい!」古書店主の嘆き

 今、古本屋がピンチだ。  京都では110軒あまりの古書店が、長らく研究者やお坊さんなど「学ぶ者の味方」になってきた。しかし、かつてお得意だった学生がいつの間にか寄り付かなくなってしまい、今曲がり角を迎えている。  有効… [ 続きを読む ]

vol.10 ゆっくり走るとエコになる?(記者:中川 唯史)

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ゆっくり走るとエコになる?

 ドライバーがこぐペダルを動力にするベロタクシーという新しい乗り物を知っているだろうか。すでに東京など全国20以上の街で走っているが、実は日本で最初に走ったのは京都だという事実はあまり知られていない。  ドイツ生まれのこ… [ 続きを読む ]

vol.09 きれいな水って、ありがたい(記者:清水 友恵)

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きれいな水って、ありがたい

 琵琶湖の西、高島市の世帯数200弱の小さな地域で人々が少しずつ変わり始めた。澄んだ水がある生活が見直され、たくさんの人々が見学に訪れている。  人気の秘密は人々が伝統的に利用してきた「川端(かばた)」だ。 記者:清水 … [ 続きを読む ]

vol.08 プロレス描いたら世界も驚く(記者:濱家 怜美)

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プロレス描いたら世界も驚く

 アウトサイダーアートというものを知っているだろうか? 正式な美術教育を受けていない人が思いがけない作品をつくりだすのだ。なかでも評価を受けているのは、障害をもつ人の作品だ。  海外でも高い評価をうけている、アウトサイダ… [ 続きを読む ]

vol.07 支えてくれてありがとう(記者:松田 明大)

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支えてくれてありがとう

 盲導犬は、生まれてから死ぬまで、実は多くのボランティアが支えている。繁殖させ、生後一年間子犬を育てるのも、そして引退した犬の老後を見守るのも全て、彼らの存在なくして成り立たない。  サンテは一昨年まで盲導犬だった。今は… [ 続きを読む ]

vol.06 「ちょっと高く」で途上国援助(記者:村井 千夏)

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「ちょっと高く」で途上国援助

 最近「フェアトレード」という言葉を新聞や雑誌でよく見かける。授業で取り上げられる機会も増えている。発展途上国で作られた食品や洋服、アクセサリーなどを「適正な価格」で買ってあげようというものだ。先進国の私たちはあまりに安… [ 続きを読む ]

vol.05 後継者がいない西陣織の危機(記者:富永 理紗)

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後継者がいない西陣織の危機

 西陣織は、機械化が進み、手織り職人による伝統的な織り方が存続の危機に瀕している。京都を代表する産業であるにもかかわらず売り上げは低迷し、後継者を育てる制度も整っていないからだ。  50年以上にわたり伝統を守ってきた職人… [ 続きを読む ]

vol.04 それでもあなたは飼えますか?(記者:別府 征)

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それでもあなたは飼えますか?

 せっかく飼い始めたペットなのに、きちんと世話をしなかったり、安易に捨ててしまったりする無責任な飼い主が増えている。  動物保護のボランティア団体は、不幸な犬たちを一匹でも救おうと奮闘している。しかし、その数はあまりに多… [ 続きを読む ]

vol.03 古都の路上を自転車が埋め尽くす(記者:中川 唯史)

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古都の路上を自転車が埋め尽くす

 碁盤の目のように細い道が走る京都で市民の足として活躍するのが自転車である。市内には約88万台もが走っているが駐輪スペースが圧倒的に足りず、歩道を埋め尽くそうとして歩行者の妨げになっている。観光都市としての美観と安全を守… [ 続きを読む ]

vol.02 すね毛のフラダンサー(記者:川本 恵子)

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すね毛のフラダンサー

 男のフラダンスというものを知っているだろうか。女性が “しなやかに” 踊るというイメージが強いが、男性の場合は “力強く、時にセクシー” だ。  関西でもいくつかの男性グ… [ 続きを読む ]

vol.01 お弁当を届けて癒やす心の病(記者:吉冨 加奈子)

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お弁当を届けて癒やす心の病

 京都市北区のNPO法人「むつみ」では、心の病を持った人たちにお弁当の配達を任せている。社会に出て働くことができるようにという試みなのだ。配達先のお年寄りとの交流を通して、彼らは確実に希望を見出している。  お弁当を届け… [ 続きを読む ]